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イラストイメージ

お茶

和歌山のきれいな空気と大地で作られている、紀州郷土の茶がゆ文化を支えてきた歴史を持つ和歌山のお茶は、そのほとんどが地元で消費されてきたという贅沢な逸品。

紀伊山脈の恩恵たまわる土と清流は各地域の風味や味わいを生み出し「紀伊山地の霊場と参詣道」を旅する人たちの喉を潤す尊い水として、茶道や文化の礼として。そして暮らす人々にとってなくてはならないものでした。

概要

ジャンル
植物・加工品
ブランド
産地に準ずる
主な生産地
白浜町(川添茶)、那智勝浦町(色川茶)、田辺市(音無茶)、新宮市(九重茶)
5月上旬〜(産地によって異なる)

お茶(緑茶)の栄養

カテキンには血中コレステロール値を低下させるなど高血圧症に効果的で、風邪の予防や美肌効果のあるビタミンCも豊富です。カフェインには覚醒作用以外に利尿作用があるほか、脳細胞を活性化させ老化を防ぐグルタミン酸やテアニンを含んでいます。

あまり知られていなかった和歌山の地元茶

殿様に献上していたほどの逸品、川添茶

日置川上流にある川添地域は、きれいな空気と水はもちろん昼夜の気温差や温暖多雨な気候と水はけの良い土壌を持つお茶の栽培に適した山間部です。ここで作られる川添茶は、初代紀州藩主徳川頼宣公に献上されたとのいわれがあるほどの隠れた名品。日置川の貯蔵養分たっぷりの新芽を、緑茶製法の原点である「手もみ製茶」で丹念にもみ上げた茶葉は、甘みある香気とまろやかな味を楽しむことができます。南紀山間部において茶がゆの習慣とともに地元の人に愛され続けてきた和歌山が誇る銘茶です。

熊野詣の旅人の喉を潤した色川茶

色川茶は「蟻の熊野詣」でにぎわいし頃からの伝統を受け継ぐ熊野の名産で、紀伊山脈の南端斜面に位置する温暖な気候風土で本州では一番早く摘まれるお茶としても有名。朝霧立ちこめる山あいの、清らかな空気と水によって育まれるまろやかな風味とコクが特徴の色川茶は、生産者のみなさんが有機無農薬栽培に積極的に取り組み、安心・安全なお茶の提供を目指して栽培しています。

一番茶だけが名乗れる音無茶

熊野川に流れを注ぐ音無川に名のゆかりを持つ音無茶は「伏拝王子社跡」がある伏拝地区や川湯地区などで栽培された一番茶のこと。製品仕上げにおいて葉を裁断することのない原形の斜状仕上茶で、深く綺麗な緑色と上品な香りを持ち、口に広がるほろ苦さが心地良い紀州の銘茶です。また毎年収穫期を前に熊野本宮大社で行われる「新茶祭」では、巫女(みこ)らが新芽を摘み取り、摘みたてを神前に供えて品質向上を祈願します。

昔はどこの家でも自家栽培されていました

茶粥がよく食されていた昔は、和歌山県のどの家庭でも庭などで野菜や茶を自家栽培していました。有田川町清水地区ではお茶の関所が設けられていたほどです。その家のお茶の味・茶粥の味があったようです。


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